中学生の頃の記憶。
「なんで、あんたたちだけいい思いするんよ！
なんで、わたしの時は助けてくれんかったんよ！
なんで！？
なんで！？
私、何も悪いことしとらんのに！
なんで責められないかんの！？
なんで誰も助けてくれんの！？
なんでわたしだけこんな目に
遭わないかんのよ…」
仕事中、
ふとしたことから思い出した。
せっかくなので、
ちょっと書いてみようと思う。
ーーーーー
小学校を卒業する春、
私の両親は離婚して、
母と妹の３人で
田舎にある
母の実家の近くに引っ越した。
中学校の入学時は
知らない人だらけ。
でも、元々３つの小学校から
人が集まっている中学校なので、
みんな誰かしら初対面の人がいて、
私も違和感なくクラスにおさまっていた。
入学式から１ヶ月くらい経った頃、
クラスに転校生（Aちゃん）が来ることになった。
そんな折、担任の先生から
「あなたも最近引っ越してきたから、
Aさんの気持ちがよく分かると思う。
仲良くしてあげてほしい。」
と言われ、
Aちゃんが来た日から
積極的に話しかけたり、
一緒にお昼を食べたりして
仲良く楽しく過ごしていた。
…が、その行為が
クラスのボス女子は
気に食わんかったらしい。
ある時、ボス女子とその取り巻きが
私とAちゃんが話している所に来て、
「なんであんたAちゃんとばっかりおるんよ。
まじでムカつく！
Aちゃんも迷惑しとるやろ？ねぇ、Aちゃん？
あたしたちと一緒に行こう？
お前はもう
あたしたちに関わってくんな！！」
と言い放ち、
Aちゃんを連れて行ってしまった。
その時から、
私はクラスの大半から
シカトされることとなる
（全員ではなかったのは幸い）
当のAちゃんは
一瞬気まずそうな顔をしたけれど、
ボス女子に逆らえるわけもなく
以降、私と話をすることはなかった。
担任の先生に相談するも
「がまんしてね」的なことを言われ、
母には一応報告するも
「でも、大丈夫だから」
と言ってごまかしていた。
今振り返ると、
母に出てきてもらって解決することを
恥ずかしいと思っていた気がする。
このことがきっかけで、
「初対面の人とは平等に仲良くしておこう」
「誰にも助けを求めないようにしよう
困った事態が起こらない様に、真面目に過ごしていよう」
と思うようになった気がする。
つづく。
※ 後日談。結局、続きはかけませんでした(・∀・)ｴﾍ
