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これまでに引き寄せたこと

雨の帰り道

仕事帰り、
家の最寄駅に着いた時には
結構な雨が降っていて。

傘を持っていなかったので、
ちょっと贅沢だけどタクシーで
帰ることにした。

ところが、待てども待てども
タクシーが来ない。

片側通行の道路、
やっと来たタクシーに手を振るも
反対側の歩道にいた親子連れが乗り、
また待つことに。

待っていたのは
私だけではなかったようで、

大きなスーツケースを抱えた
外国人カップルの彼氏の方が
近づいて来て、
「タクシーを待つ場所はここで合ってる?」
と聞いて来た。

私もどこが正しい場所か分からない。

そう答えて、
仕方のないことだと分かりつつ、
でもなんだか
気まずい思いをすること10分。

やっと次のタクシーが来た!!

手を振って止めたものの、
お疲れ気味の
さっきの外国人カップルが気になる。

結局、
“私、家近いしな〜”と思い、
タクシーを譲ってあげることにした。

会釈をして乗って行くカップルに
手を振り、またタクシーを待つ。

そしてまた5分。
次のタクシーが来るも、
またもや反対側の歩道にいた
赤ちゃんを抱えたお母さんが
乗っていった。

反対側の歩道の方が
タクシーが止まると分かりつつ、
雨をしのげる所がないので
行くことができない。

ここで待つしかないか…
としょげていると、

傘をさしたイケメン外国人が
カタコトの日本語で話しかけて来た。

「反対側の方がタクシーが止まりやすいので、
一緒に待ちましょう」
ということらしい。

びっくりしたけれど、
お言葉に甘えて傘に入れてもらい、

反対側の歩道に移動して
一緒に待たせてもらった。

聞くと、彼は
オーストラリアからの留学生で、
私の住んでいる所の隣駅近くに
家があるらしい。

私はこの近くだよーと話していると、

彼は、
「さっき、外国人カップルに
 タクシーを譲ったのはなぜ?」
と聞いてきた。

見られていたのか。
恥ずかしい…orz

「疲れてそうだったから
 譲ったんだよ」と話したけれど、
日本語通じてたかは分からない、笑

程なくして、タクシーが来た。

彼は「どうぞ」と言ってくれたけど、
どうせ帰る方向一緒だし
自分は途中で降りればいいやと思い、
一緒に乗って行こうと声をかけた。

タクシーの中でも、
Google翻訳を使いつつ会話が続く。

大学生「仕事してるの?」

私「そうだよ」

大学生「何の仕事?」

私「エネルギー企業」

大学生「仕事好き?」

私「…あんまり好きじゃない。
(いきなり痛い所突いてくるな…(T▽T;))」

大学生「どうして?」

私「心理カウンセラーに興味がある
(短時間で説明できないので、
 宇宙の話は割愛 (-人-))」

大学生「ええ!?どうして?」

私「仕事がつらかった時、
  カウンセラーに救われたから」

大学生「あぁ〜 
(そうだったんだね)」

というところで、

家の近くに着いたため、
タクシーを止めてもらった。

ここまでの料金を彼に渡す。

(小銭少なくて、
 90円足りなかったけど(;´▽`A“)

最後に彼は、
またスマホに打った
メッセージを見せてくれた。

翻訳が変だったのと、
その間にもタクシーのお金が計算されてると
私が焦っていたこともあり、

ちゃんと読めなかったし
うろ覚えなのだけれど、

「私の幸せに対する…
 …驚きました…
 ?????(←読めてない)」
とあって、

おそらく
私が人に優しくしたことに驚いた
って言ってるのかなと解釈。

この不意打ちの言葉に
一気に胸がいっぱいになって
涙が出そうになった。

びっくりさせちゃいかんと
その涙をグッとこらえ、
精一杯の笑顔で「ありがとう」と伝えて、
タクシーを降りた。

家までの残り100m、
雨に打たれつつ泣きつつ帰った。

ありがとう。

見知らぬ
イケメン留学生くん(´;ω;`)ブワッ

大学生活楽しんでねキラキラ

そして、家に帰り着いた後、
晩ご飯の
どん兵衛 すき焼き味 を
すすりながら気がついた。

あれ?

うちの方を経由しない方が、
彼、早く帰れたんじゃね?

ってか、そもそも彼は
タクシーに乗る気あったのか?
一緒に待つだけのつもりだったとか?

昔、自分がボンビー大学生だったため、
無駄にタクシー代を
払わせてしまったのでは?と
めっちゃ気になる。

そして、最後の一文、
何て書いてあったんだろう!?

あぁ〜!!
ちゃんと読んどけばよかった〜!!

後の祭りなのでしたヽ(;´Д`)ノ

Chika8でした、笑

 今日の占い。予言!? 

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