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これまでに引き寄せたこと

「お金がない私」を一番いじめていたのは、私

昨日のお話、
「お金がない」の自分責めを考察する
の続きです。

講座が終わって、
久しぶりに会う友人と
話していた時のこと。

話の流れから、
「私は今先立つもの
(お金)がない。」
という言葉を出そうとした時に、

一瞬、胸をグッと
しめつけられるような
苦しさを感じました。

その時はただ感じただけだったけど、

友人と解散して
一人で駅から家まで歩く道すがら、
前回の記事で書いたことを
反芻していた時に気がついた。

「私、お金がない自分を、
 “恥ずかしい”って思ってたんだ」って。

「お金がない自分」

「まだ借金(奨学金)の
 返済が残っている自分」

ブログでその話題について
書いたりもしたけれど、

普段は、できるだけ
そこに目を向けないように、
意識しないように、
他の人からも
あんまり触れられたくないって、

そんな思いが
実は心の奥の方にあったんだ。

だって、
「お金がないことは恥ずかしいこと」
「借金があることは恥ずかしいこと」
だから。

幼い頃の母の口癖や両親の離婚から、
中学校で同級生にからかわれたことから、

無意識に、
私は強く強くそう思いこんでいたんだ。

それが当たり前で、今まで
言語化すらしなかったぐらいに。


(心屋の初級セミナーや
 上級ワークショップや
 マスターコースのワークで、
 散々、自分の心と
 向き合ったと思っていたのに、
 言語化されていなかった。)

そのことに気がついたら、

帰り道だというのに
見る間に涙が出てきて
(今も思い出すと泣けてくる)、

「あぁ、私はこんなにも
 自分を責めていたんだな」って、

「『恥ずかしいヤツめ!!』と
 自分をいじめていたんだな」って、

分かったんだ。

そうして、思いつくまま、
「今までいじめていてごめんね」
「ずっとつらかったよね」
「ずっと苦しかったよね」
「一人にしてごめんね」
「もうそんなことしないよ」
「あなたも私の一部、
 だから帰ってきて。」

と小さく呟きながら、
自分で自分に謝った。

そうしたら、

前回のブログに書いた気づきの後でも
まだ残っていた、

“喉に何か引っかかっているような感じ”が
スーッと和らいで、

深く呼吸ができるような
感覚になって。

自分の中にあった
お金に関するわだかまりが
ひとつ成仏したような、
ひと段落したような、
そんな気分になりました。

人生で「お金がない」を
繰り返し経験させられてたのは、

この自分責めに
気づかせるためだったのかも?
しれません。

そして、家に帰り着いた後、
夫と一緒に晩ご飯を作りながら、
前回や今回のブログに書いた
これまでの出来事や気づきを
話してみました。

そして、
「私、お金がない自分を、
 ずっと“恥ずかしい”って思ってたんだ」
「そんな自分を『恥ずかしいヤツめ!!』と
 自分でずっと責めていたんだ」
ということを言った時に、

想定外の話を夫にされました。

それは、結婚前、
双方の親の顔合わせがある日の前夜に、
私が夫に話したことについて。

まだ付き合っている時に
奨学金の返済がまだ残っていることは
話していたけれど、

当時、それとは別に、
私はカードのリボ払いで返金残高が
まだ20万円くらい残っていました。
要は20万円の借金がある状態。

「借金がある私は恥ずかしい。
 ダメだ。人として失格だ。」
そう思っていた私は、

彼に借金を黙ったまま結婚はできない。
ちゃんと正直に言わなきゃ。

もしそれで結婚の話がなしになったら、
それはもう潔く受け入れよう、と

それはそれは
めちゃくちゃに意を決して、
彼(今の夫)に打ち明けることにしました。

いざ話を切り出そうとすると
なかなか言葉が出てこなくて、

ボロボロ泣きながら鼻水出ながら
「ごめんなさい、ごめんなさい」と
謝りながら、絞り出すように
借金があることを伝えました。

それを聞いた彼に
「いくらなんですか?」と促されて
金額について伝えたら、

「まだそれぐらいだったら大丈夫です。
 払っちゃいましょう」
と言ってくれて、

実際、後日そのお金を
出してくれたのですが、

その時、私は、
彼が怒りを抑えているように、
私に対して呆れ返っているように見えて。

だから
もうこれ以上迷惑かけないように
結婚したらお金のこと気をつけよう
と固く心に誓ったのでした。

回想終わり。

話を戻して、
「私、お金がない自分を、
 ずっと“恥ずかしい”って思ってたんだ」

「そんな自分を『恥ずかしいヤツめ!!』と
 自分でずっと責めていたんだ」

私のその言葉を聞いた夫から、

「あー、そういうことだったんですね。
 あの日、チカさんが泣きながら
 すごく言いにくそうに話すのを聞いて、
 『20万円くらいで、
  こんなに思い詰める人もいるんだな〜』
 って思ってました(笑)」

と笑いながらへらっと言われて。

あの時、
夫が怒りを抑えているように、
私に対して呆れ返っているように
見えていた私は、
「!!!?!?!!!!?!!?」状態。

びっくりするやら安堵やらで、
またその場でボロボロ泣き崩れたのでした。。。

(事情を話したら、
 夫、めっちゃ笑ってました)

後で話を聞くに、

夫は、昔、実家が自営業で
1000万円単位の負債を抱えていた
ことがあったり(今は完済)、

今の職場で
100万円単位の借金をする人を
みていたので、
“20万円くらい”の感覚だったのだそうびっくり

そんなこんなで、
自分の心が変わった後、
現実でこういう出来事を見せられて、

今後の「お金」の流れについて、
少し光が見えたような気がしています。

引き続き、
何か気づきがあったり、
現実に何か変化があったら、
またお伝えしていきますねウインク

余談。

結婚が決まった時、
離婚した父に報告して写真を見せたら
「お前、こんないい男、
 どんな魔法を使って捕まえたんだ!?」
と言われたことがあるけれど、
ホント自分でもそう思う笑い泣き

夫よ、出会ってくれてありがとう笑い泣き

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