私には過去、2回の被災経験があります。
- 1回目は2011年3月、東日本大震災。会社の研修で福島県いわき市滞在中のことでした。
- 2回目は2019年9月、千葉県に大きな被害を出した台風15号。我が家も停電しました。
これらの出来事から、私は日常での備えがいかに大切かを思い知らされました。
この記事では、私のこれまでの経験から、災害にあった時、本当に役に立ったグッズ、
なくて後悔して後から買い足したグッズをご紹介します。
LED持ち運びができるあかり
停電した時に最も困るのが明かりがないこと。特に夜、急に停電してしまったらまず焦ります。
私が台風15号で停電にあった時も夜でした。でも、その時は思った以上に落ち着いて行動できたんですね。
それは、この「LED持ち運びができるあかり」があったおかげです。
「LED持ち運びができるあかり」は、停電時に自動で明かりが点きます。
東日本大震災以降、我が家では、普段からこれを枕元に置く明かりとして使っていました。
そのため、台風19号で夜中に停電が起きた時も、自動で明かりが点き、それだけでまず安心できたんですね。
さらに、充電台から外して持ち歩くことができます。
台風15号では、我が家は丸1日停電が続きました。トイレに行ったりご飯の準備で台所に行ったりと、暗い中、移動時にあかりを持ち運べるのはとても助かりました。
普段から使えていざという時に頼りになる「LED持ち運びができるあかり」、本当にオススメです!
ヘッドランプ
ヘッドランプは、台風15号で停電した時に、無くて困ったものの1つでした。
停電時、ほとんどの場面では「LED持ち運びができるあかり」や、ラジオに付いている懐中電灯機能で大丈夫でした。
ただ、1つだけ困ったのが料理をする時。
あかりを横に置いておくだけでは鍋の中が見えず、火が通っているかどうか、かなり見えにくかったんですね。
この時、「ヘッドランプがあれば…!!」と心底思いました。
他にも、夜、避難所に移動することになった時など、ヘッドランプがあれば両手を空けておくことができ安心です。
そこで、後から購入したヘッドランプがコチラ。
軽さ、防水機能、電池の消費量が少ないことからこの商品を選びました。
試しに、夜、真っ暗な中で使ってみましたが、手元を照らすにはこれで十分でした。
私は暗がりでも見つけやすいよう、色は蛍光グリーンを選択しましたが、他にもカラーバリエーションがありますよ。
個人的なオススメはこの商品ですが、他にも強い光で遠くまで照らせる商品などもあるので、自分にあったヘッドランプを探してみてください☆
携帯ラジオ
停電するとテレビを見ることができません。スマホも連絡用にバッテリーを温存しておく必要があります。そうなると、やはり大事になってくるのが携帯ラジオです。
台風15号の停電時、夫も不在だった私は1人で家で過ごしていました。
その間、携帯ラジオがあったおかげで、ニュースで情報収集をしたり、音楽やトークを聞いて楽しむことができました。
各商品を比較した結果、私が買ったラジオはこれです。
このラジオには、私が欲しい機能が全部ついていました。
- アナログチューナーのラジオ
- バッテリー内蔵で、マイクロUSB・手回し・ソーラーパネルで充電可能
- さらに単三乾電池でも使える
- スマホの充電ができる(ただし、ソーラー充電以外)
- LED懐中電灯が付いている
- イヤホン端子がついている
- 付属品にストラップ、袋、笛
欲を言えば、これに防水機能がついていたら、さらに良かったかなぁ。。。
購入してから2年が経ちますが、今もばっちり動いてくれる頼もしい存在です。
冷却タオル
私が台風15号で停電を経験したのは9月のこと。まだ暑さが残っている時期でした。
停電でエアコンも扇風機も使えない中、暑さをやわらげてくれたのが冷却タオルです。
東日本大震災のあと「3.11は寒い時期だったけれど、もし夏場に災害が起こったら暑さ対策が必要だな…」そう思い購入した冷却タオル。
ある程度の限界はあるけれど、“電気を使わずに冷たくなる”という機能は本当に重宝しました。
家族の人数分は持っておきたいグッズです。
モバイルバッテリー
スマホ用のモバイルバッテリーですが、これはすでに持っている人も多いかもしれませんね。
台風15号の時には、我が家は丸1日で停電から回復しましたが、それでもモバイルバッテリーの存在は心強かったです。
個人的には、①2回分以上の充電ができる、②急速充電が可能、の2点を満たすモノがいいと思っています。
私が買った商品は、古いためかもう見当たらなかったので、Amazonでの売れ筋商品をご紹介しておきます。
台風15号で停電が起こった時も、スマホで身内と連絡が取れたり、情報収集できてかなり助かりました。
私の場合、当時スマホを使い過ぎてしまったので、1回しか充電できなかったら正直危なかったと思います。
バッテリーは常に満タンの状態で持っておくことが大事。
持ってない方はこの機会に購入して、すでに持っている方も、充電状態を確認して、いざという時に備えておきましょう!
最後に
防災グッズは、普段から備えているからこそ、いざという時に効果を発揮します。
(コロナウィルスが流行った時、最も必要なマスクがすぐ売り切れてしまったように。)
私は、自身が被災した経験から、他の人より少しだけ防災意識が強いです。
そんな自分の知識や経験が、これを読んだあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!