皆さんは「引き寄せの法則」を知っていますか?
「彼氏を引き寄せた」「お金を引き寄せた」など、願いを叶える方法として聞いたことがあるかもしれませんね。
この記事では「引き寄せの法則」の概要とその使い方(日常での活かし方)についてご紹介していきます。
「引き寄せの法則」とは?
引き寄せの法則は、簡単に言うと「あなたの思っていることや感情が、現実に反映される(現象として引き寄せられてくる)」という法則です。
ここで早速、
「ちょっと待って。先に現実でいいことや嫌なことが起こるから、嬉しいとか悲しいの感情を感じたり、何かを思ったりするんじゃないの!?」
という声が聞こえてきそうですね。
それは半分その通りで、引き寄せの法則を知らないと、目の前に起こった出来事に感情や思考が左右されることはよくあります。
そして、ほとんどの人はそのようにして生きています。
でも、あなたにも覚えがありませんか?
- 「何か嫌な予感がする…」と思っていたら、仕事でトラブルが起こった。
- 「この人苦手なんだよな…」と思っていたら、案の定からまれて面倒なことになった。
- 「最近〇〇さんに会ってないけど元気かな?」と思っていたら、本人から連絡があった。
- 失恋で長く凹んでいたけれど、吹っ切れたとたんに新しい出会いがやってきた。
- いいことがあってウキウキしていたら、さらにいいことが起こった。
- アーティストが人気になるまでの軌跡に、「好きなこと(好きだと感じる物事)をやり続けた」というパターンが多い。
↑これらは、先に思ったり感じたりしたことが、現実に反映されていますよね。
他にも、ことわざを思い返すと、
- 二度あることは三度ある
- 泣きっ面に蜂
- 弱り目に祟り目
- 一難去ってまた一難
など、「一度何かが起こると、同じような思いをすることが繰り返される」という内容が多く見られます。
これらのことわざも、言わば、引き寄せの法則が働いていることを表した表現の一部と言えます。
引き寄せの法則は、望む・望まないに関わらず、常に現実に働いている法則です。
今、目の前の出来事に関して「私はこんなこと望んでない(引き寄せていない)!!」と言いたくなる人もいると思いますが、
それすらも、これまで過去の自分が溜めていた「苦痛」「ガマン」「不安」など、嫌な気分が形を変えて反映されたもの。
逆を言えば、今この瞬間から、自分の「感じ方」「思考」をいい方向に選びなおしていけば、これから先の人生をもっと素敵なものにできるのです。
「引き寄せの法則」の使い方(日常での活かし方)
というわけで、早速、人生がもっと素敵になる「引き寄せの法則」の使い方についてお話ししていきます。
結論から言うと、
- 自分の思考・気分・感覚に気づく
- 不快を快(心地いい状態)に転換する
- 心地いい状態の時に湧いたインスピレーションを試す
この3つを継続していくことで、徐々に人生を好転させていくことができます。
以下、それぞれについて詳しく説明していきますね。
自分の思考・気分・感覚に気づく
引き寄せの法則は、「あなたの思っていることや感情が、現実に反映される(現象として引き寄せられてくる)」という法則です。
つまり、「今、あなたが思っていること・感じていること」が未来を創るのです。
そこで、まず最初にポイントになるのは
「あなたは、今あなたが思っていること・感じていることに気づいていますか?」ということ。
試しに、今のあなたが感じていることを確かめてみましょう。
まず分かりやすいのは五感からですね。
例えば…
- ずっと画面を見ていて、目が疲れていませんか?(視覚)
- 今、何が聞こえていますか?(聴覚)
- 匂いはどうでしょう?無臭?いい匂い?それともちょっとくさい??(嗅覚)
- 喉は乾いていませんか?お腹は空いていませんか?(味覚)
- 今いる場所の気温(室温)はどうでしょう??暑すぎたり、寒すぎたりしていませんか?(触覚)
↑これらの内容を、少し時間をとって確認してみてください。
あとは感情・思考についても、少し確認してみましょう。
ここまで引き寄せの法則について読んでみて、どう感じていますか??
- 胡散臭い?信じられない?
- 半信半疑だけど、使えるようになった嬉しい??
- 早く活かしたくてウズウズしている??
ここでも時間をとって、今、「引き寄せの法則」について思っていることを確かめてみましょう。
できれば、ノートに書き出してみるのがオススメです。
どんな感情・思考を持っていても大丈夫です。正解・不正解はありません。
まずは「あなたが感じていること・思っていることを、ありのままに受け止める」ことが大切です。
もしかしたら、先ほどの五感、感情・思考について、「何も感じない」「何も思わない」という方もいるかもしれません。
そういう方は、日常的に、感じること・思うことを抑えている可能性があります。
仕事や子供のことなど他に優先することがあって、日常的なガマンがクセになっていると、自分の感じること・思うことが分からなくなってしまうんですね。
[aside]
そんな場合にどうしたらいいかは、また別記事に書きますので、しばらくお待ちくださいませ!
[/aside]
不快を快(心地いい状態)に転換する

あなたが感じていること、思っていることは確認できましたでしょうか??
感じること・思うことは、十人十色・多種多様にありますが、それらは大きく2つに分けることができます。
それは、快か、不快か。
引き寄せの法則は、「あなたの思っていることや感情が、現実に反映される(現象として引き寄せられてくる)」という法則でしたね。
つまり、あなたが
- 不快な状態であれば、不快なことを引き寄せる
- 快(心地いい)状態であれば、心地いいことを引き寄せる
のです。
なので、次にすることは、今のあなたを心地いい状態にすることです。
そこで、先ほど確かめた五感をもう一度思い返して、不快な状態があれば心地いい状態に変えてあげましょう。
不快なことがなくても、さらにいい状態にしてあげることもできます。
例えば…
- 視覚:目が疲れていたら、外を見たり目を閉じたりして休ませてあげる。
- 聴覚:騒音が多い所だったら、聞こえない所へ移動する。無音だったら、そのままでも好きな音楽をかけてもOK。
- 嗅覚:臭い場所だったら、離れる。無臭だったら、そのままでも、好きなアロマを焚いてもOK。
- 味覚:喉が乾いていたら水分補給を、お腹が空いてたらおやつやご飯を食べる。
- 触覚:暑かったら涼しい所へ移動、寒かったら温かい服を着たり、暖かい場所へ移動する。
など。
あなたの心身が少しでもリラックスできるようにしてあげましょう。
思考・感情については、先ほど、
まずは「あなたが感じていること・思っていることを、ありのままに受け止める」ことが大切です。
とお話ししましたね。
聞き上手な友人・知人がいる方は分かると思うのですが、自分の思いをそのまま受けとめてもらえることって、とても癒されるのです。
なので、まずは、あなたがあなたの感情・思い(それがどんなにひどいこと・ずるいこと・マイナスなことでも)を「うんうん、そうだね。」と受けとめてあげてください。
先述した「できれば、ノートに書き出してみるのがオススメです。」ということも、ノートに書くこと自体が、自分の感情や思いを受けとめる・認めてあげることだからです。
そうして、自分の感情や思いがわかったら、
「じゃあ、自分はどうしたい?どうなったら嬉しい?」と自身に聞いてみてください。
不快な感情を抱くのは、「あなたの望んでいないこと」が現実になっているから。
であれば、逆に「あなたが望んでいること」があるはずなのです。
そうして、「あ、私の望んでいることはこれだったんだ!」と気分が上向きになれば、万々歳!
これで心地いい状態への転換は完了です。
もし、転換がうまくできなくても大丈夫。
そんな時は「今よりもっといい気分になりたい」「私は自分の望んでいることが知りたい」ということを、あなたの望みに加えてあげてくださいね。
心地いい状態の時に湧いたインスピレーションを試す
※後日更新します!