私が「引き寄せの法則」を信じるようになったのは、
「自分が直接的な行動をしていないのに、願いが叶う」という経験を何度もしてきたからでした。
この記事では、私が「引き寄せの法則」を知る前に体験したこと、
そして「引き寄せの法則」を知り、実生活で活かすようになってから起こった体験について書いています。
「自分は運がいい」と思うようになるまで
私は社会人になるまで、「引き寄せの法則」知りませんでした。
ただ、それまでの人生から、何となく「自分は運がいい」「私は運だけで生きている」と思っていました。
まずは、私がそう思うようになった体験についてご紹介します。
九死に一生を得た
小学校低学年の頃、母と二人で道路脇の歩道を歩いていた時のこと。
道路を曲がろうとしていたバイクが私たちのすぐそばで転倒。
勢いそのままに転倒したバイクが目の前を掠めていったことがありました。
結果、私も母もバイクの人も無事。
バイクの人もすぐに起き上がり去って行ったので、母と私も何事もなく散歩を続けることに。
(心臓バクバクしてましたけどね…)
偶然の一言で進学先が決まった
高校で進学先の大学を選ぶ時のこと。
当時、森林に興味があった私は農学部を志望していました。
また、実家から出たいとも思っていたので、県外かつ自分の偏差値で入れる大学の農学部を調べていたのですが、
どうしてもK大学の農学部HPだけ開かない、という状況に。
その時、偶然後ろを通りかかった先生に「自然が好きなら理学部も見たら?」と言われました。
試しにK大学の理学部HPを見てみたら、心から「行きたい!」と思える学科を発見!
そこを受験することに決めたのでした。
農学部のHPが開いていたら、先生が後ろを通らなかったら、私がその理学部の学科を選ぶことはなかったかもしれません。
ちなみに、その大学受験も「センター試験+模試」では「D判定」だった(不合格の確率が高かった)のに
なぜか「受験勉強こう進めたらいい」というアイディアが浮かび、自分でも驚くほどの集中力が出て合格することができました。
(最終的に、学科に入った後のコース選択では、
森林(生物学)ではなく、より「面白そう!」と感じた地質学を選びました、笑)
偶然がいくつも重なって第一希望の会社から内定
大学院の修士課程へと進み、就職活動を始めた時のこと。
地質学を専攻していた私は、エネルギー業界への就職を希望していました。
ところが、私が進学した地方国立大には、希望の会社が説明会に来ることはありません。
そんな折、学部時代に行われた他大学との合同勉強会で仲良くなった旧帝大の友人から、
「エネルギー業界を希望してるんだよね?
うちの大学の研究室で説明会があるから、興味あるなら来る??」と声をかけてくれました。
友人の研究室の教授とも面識があったことから正式にOKをもらい、
旧帝大で行われた、第一希望の会社の就職説明会に参加することができました。
さらに、当日、説明会が終わり懇親会も終わった後のこと。
他の旧帝大生たちがみんな帰っていく中、
他県から来ていた私だけ、
たまたま帰りの深夜バスまで時間があるということで、会社の人たちと2次会へ行くことになりました。
美味しいお店を紹介できたことも相まって、結果、顔を覚えてもらうことができました。
その後、その会社の採用試験を受けるのですが、
一度筆記試験で落とされたにも関わらず、次の面接試験に辞退者が出たことで、繰り上げで面接できることに。
結果的に内定いただくことができました(入社後にその経緯を知りました)。
これらの体験から、つくづく、「私は運だけで生きているよなぁ」と思っていたのでした。
心屋での不思議体験「なんか知らんけど、願いが叶う」
2010年代、テレビでも活躍していた心理カウンセラー「心屋仁之助」さん。
彼の考案した「心屋カウンセリング」は、時に芸能人をも涙させ、また悩みを笑いに変えるくらいの効果を発揮することで話題になりました。
そんな心屋カウンセリングの不思議の1つに「なんか知らんけど、願いが叶う」というものがあります。
それは、「心屋メソッドを試すと、理由はよく分からないけれど、自分の思いもよらない方法で、願いが叶う」というもの。
私は、会社に入社して4年後、仕事での悩みがきっかけで心屋カウンセリングに出会いました。
そして心屋メソッドを試した結果、私自身も「何か知らんけど願いが叶う」という体験をしたのです。
配属チームが変わった
先述の通り、第一希望の会社から内定をもらった私ですが、
入社1年目から「恵まれた環境なのに、なぜか苦しい…」と感じるように。
さらに、OJT期間が終わり正式配属がされた後、
担当プロジェクトのチームリーダーが高圧的で、精神的に追い詰められていきました。
この時は、つらくて、悲しくて、しんどくて、度々トイレで泣いていたことを覚えています。
このままではいけないと思い、
心療内科に行きましたが、話は聞いてくれるけれど解決には至らない、
会社提携の心理カウンセラーに相談しても、「まだ慣れてないだけ。もっと頑張ってみたら」の返答。
「それができないから相談しているのに…」と落胆しました。
そんな時、本屋で1冊の本と出会います。
この本に出会ったことをきっかけに、心屋仁之助さんのことを知り、お弟子さんのカウンセリングを受けたところ、
初回のカウンセリングで自分が長らく抱えていた苦しさの理由が分かり、気持ちがかなりラクになったのでした。
(↓この時の詳しい話はコチラの記事をどうぞ)
さらに驚いたことに、
心屋のセミナーに参加し、その中で提案されたメソッドを1人の時にこっそり試してみたら(誰にも知られていない)、
その後、部署でチーム編成の変更が行われることになり、苦手なリーダーがいるチームから離れ、別チームに入って仕事できるという変化が起こったのでした。
異例の異動
心屋カウンセリングに衝撃を受けた私は、
「自分もカウンセリングできるようになりたい!」と心屋塾マスターコースでカウンセリングを学ぶことに。
そして、無事に心屋塾マスターコースに入れた私は、
「カウンセラーとして独立・起業しよう!」と会社に退職を願い出ました。
当時所属していた部署の上司から引き止めてもらったものの、
私の決意は揺らがず、あとはもう人事に話がいくだけ…。
この時にあり得ないことが起こりました。
技術系社員の育成を担当している部署のボスから
「カウンセリング技術を社内で活かして欲しい」というオファーが来たのです。
「安定したお給料をもらいながら、やりたかったカウンセリングができる!!」ということで、断る理由もなく、
私はこのオファーを受け、異例中の異例で、若手なのに教育系の部署へと異動になったのでした。
「引き寄せの法則」との出会い
心屋と出会い、「なんか知らんけど、願いが叶う」という体験をした私は、
「『なんか知らんけど』の『なんか』って、一体何なんだろう??」と、
それまでの自分の運の良さも合わせて、その正体を知りたいと思うようになりました。
ですが、一般的な科学・心理学・自己啓発ではその答えを見つけることができませんでした。
(そのため、心屋では「なんか知らんけど」という表現だったのかなと。)
さらに目に見えないものを信じる「スピリチュアル」の分野へと足を踏み入れた時、
「引き寄せの法則」と出会いました。
「引き寄せの法則」とは、「自分に似たものを引き寄せる」という法則で、
望ましい出来事を引き寄せるには、「いい気分でいること」が大切だと言われています。
これまでの、運のいい出来事や、なんか知らんけど叶うという出来事は、
自分がいい気分でいた時に起こっていた(引き寄せていた)のでは?
そう思い至りました。
これまでに紹介した、運のいい出来事や「なんか知らんけど」の内容を振り返ったら、
その出来事が起こる前に、思い当たる「いい気分」があったのです。
- 九死に一生を得た ←親とご機嫌で散歩をしていた
- 偶然の一言で進学先が決まった ←実家を出られることにワクワクしていた
- 第一希望の就職先に入社 ←就活を楽しんでいた
- 仕事のチームが変わった ←心屋のセミナーで提案されたことを試したら、心が軽くなった
- 異例の異動 ←会社を辞める覚悟を決めて、気持ちがスッキリしていた
とは言っても、最初は半信半疑。
「引き寄せって本当にあるの??(でも本当だったら面白いなぁ)」
「でもまぁ、試すだけだったらタダだし♪」
なんて思いながら、実生活で意図的に試し始めたのですが、
「自分の行動とは関係なく、願いが叶う」という経験を何度もすることになったのでした。
貯金ゼロだったのに引っ越しできた
当時ボロアパートに住んでいた私。
ある時「この家だと地震が起こった時に死ぬかも」と思い、引っ越したいと思うようになりました。
ところが、当時、心理学やスピリチュアルの本やセミナーにお金をかけまくっていた私は貯金ゼロ(本末転倒)。
引越しできる経済状況ではありませんでした。
それでも「物件見るだけならタダだし♪」と軽い気持ちで物件探しをしていました。
するとある日突然、当時住んでいたアパートの管理会社から電話があり、
「アパートを取り壊すことになったので半年以内に引っ越しをお願いします。
『迷惑をかけるから』というオーナーの意向で家賃半年分をお渡しすることになりました」との連絡が。
こうして、無事に引越しをすることができたのでした。
家賃が上がったら給料も上がった
上記のタイミングよすぎる臨時収入のおかげで、無事に引っ越すことができた私。
同時に、ボロアパートから新築物件へと引っ越したため、家賃が2万6千円 / 月 上がりました。
「家賃が上がった分、生活費が減るけれど、まぁ仕方ないか…」と思っていたのですが、
引っ越した数日後に上司から呼び出され、
社内での階級が上がること、それに伴って給料が上がることを言い渡されました。
その結果、なんと引っ越したその月に、お給料が2万7千円 / 月上がったのです。
引越し代だけだったらまだ偶然とも言えるけれど、家賃分お給料まで上がるなんて…と、さすがに鳥肌がたちました。
間違い電話が教えてくれたこと
とある会食に参加した時のこと、とても美味しい調味料に出会いました。
あまりに美味しかったので、取り寄せようかなと思っていたのですが、
肝心の商品名がきちんと聞き取れず「…のもと」としか分からないまま、忘れてその日は寝てしまいました。
そして翌日。
「昨夜のご飯、美味しかったな〜」と余韻に浸りつつ仕事をしていたら、
気付かぬ間に、自分のスマホに全く知らない番号から1件の留守番電話が入っていました。
休憩時間に確認してみると、それは宮崎県のとある幼稚園からの間違い電話で、
「野菜の素(やさいのもと)をお願いします」という内容でした。
取り急ぎ電話を折り返して「連絡する先間違ってますよ」と伝えたあと、
「野菜の素?なんじゃそりゃ」と気になってネットで検索。
すると、出てきたのは調味料のホームページ。
しかも書かれている内容が、昨日出た調味料の特徴とそっくり…
「まさかね…」と思いながら、会食の主催者に連絡して確認してみたところ、
前日の会食で紹介された調味料が「野菜の素(やせのもと)」だったことが分かり、無事お取り寄せすることができたのでした。
夫との出会い
夫と出会う前の、私の恋愛・婚活事情は、
高校以来15年間彼氏ができず、いつも片想い。
身近に好きになった人ができても、距離を取られることを繰り返していました。
また、マッチングアプリで男性と会ってみたり、婚活パーティーにも参加してみたのですが、
それもうまくいっていませんでした。
その後、心屋や引き寄せの法則を通じて「自分を大事にすること」ができるようになりました。
すると、恋愛面でも、それまでの「私がダメだから好かれないんだ」という考えから脱却。
「素の私を出して嫌って来るような相手だったら、こっちから願い下げじゃー!!」という気持ちになり、
心理的に軽くなっていました。
そして、会社での「異例の異動」からさらに3年が経過した頃のこと。
この時、再び会社で窮屈さを覚えていた(半分病んでいた)私は、
「私だけは私を大事にしよう。味方でいよう。もう自分の思いを叶えてあげよう。」
と会社を辞めることを決意。
すると、その決意と入れ替わるようなタイミングで、
友人から「知り合いが婚活パーティーを開くけれど、女性の人数が足りないから出てみない?」というお誘いが。
婚活パーティーが開催される日は、心屋の月1回の勉強会である「Beトレ」の日だったけれど、
自分の感覚に従って、Beトレを欠席して、面白そうだと思った婚活パーティーに参加。
そこでマッチングした男性とお付き合いすることになり、1年後に結婚しました。
最初のデート日は、会社に退職届を出した翌日、笑
「正直に話して嫌われたら、それはご縁がなかったってことだな」と思いながら、
退職することから何から洗いざらい自分のことを話し、素の自分を出し続けたけれど大丈夫でした。
また、当時退職していたおかげで、のちに結婚することになった時も、
彼の職場に近い千葉県に引っ越すことにも何の問題もありませんでした。
これは厨二病か真実か
まだまだ、他にも引き寄せ体験談があるのですが、ひとまず今回のご紹介はここまで。
おそらく、この記事を読んでも、信じられない人はいると思います。
私自身「『引き寄せの法則がある』なんて思ってる私は、ただの厨二病なのでは?」と思うこともあります。
(ですが、「本当にあったら面白いな、嬉しいな」と思いながら試しているので、
やはり基本は「引き寄せの法則はある(真実である)」と信じているのだと思います。)
引き寄せが起きるタイミングや、
願っていることの中で次に何が引き寄せられるのかは、正直よくわかりません。
「そんな曖昧なものを信じるなんて…」と不安に思うかもしれません。
ですが、「引き寄せの法則」のいい所は、内容さえ知っていれば、いつでも誰でも、無料で試せること。
そして、試してみるだけで、日々が楽しく過ごせるようになるのもいい点。
もしこれを読んで興味を持っていただけたら、
日々の生活のちょっとしたお楽しみとして試してみてくださいね♪
「引き寄せの法則」ついてもっと知りたい方は、コチラの記事で紹介している書籍がオススメです。
ぜひ読んでみてくださいね☆
https://chika8.com/law-of-attraction-books/
最後までお読みいただき、ありがとうございました!