この記事では、心屋カウンセラーにもなった私が、どのような経緯で心屋にハマり、
そしてどのような経緯で離れた(心屋への課金をやめた)のか、ということについて書いています。
心屋さん(現:佐伯さん)と心屋塾の現在について知りたい方は、コチラの記事もどうぞ。
心屋との出会い
私と心屋との出会いは、
本屋で「性格は捨てられる」という本を
手にとったことから始まりました。
その頃の私は、いつも悩みを抱えている状態。
- 望んでいた会社に入社したはずのに、苦しい、つらい
そう感じる原因も分からず、いつも鬱々としていました。
このままではダメだと思い、色んな人に相談したこともありますが、
- 友人や同僚に話しても
「慣れてないだけじゃない?」「考えすぎだよ」と受け流される - 心療内科を受診しても進展がない
- 会社が契約しているカウンセラーに相談しても
「もう少し頑張ってみようか」と言われるだけ - 自己啓発や心理学を学んで試しても心は晴れない
かえって、しんどさが増すばかりでした。
ところが、手にとったこの本に書かれていた内容は、
「私に向けて書かれたもの?」と思うくらい、当時の私にピッタリとハマり、
「この著者のカウンセリングを受けてみたい!」と思ったのでした。
心屋にハマっていった過程
心屋認定講師のカウンセリングを受ける
「心屋仁之助さんのカウンセリングを受けたい!」と思ったものの、
当時はもうご本人がマンツーマンの個人カウンセリングをしておらず
お弟子さんたち(認定講師)に任せている状態でした。
そこで、心屋のホームページから、
認定講師の中で長く心屋のカウンセリングをやっていそうな人を選び、
カウンセリングを受けました。
カウンセリングの料金は1回1時間半で2万円程度と安くはない価格。
けれど、実際にカウンセリングを受けてみたところ、
初回のカウンセリングで
- 自分が長らく抱えていた苦しさの理由
- その苦しさを軽くするにはどうしたらいいか
が分かり、
一気に「心屋カウンセリングってすごい!」となったのでした。
カウンセリングからセミナーへ
心屋カウンセリングでラクになったとは言え、
1回で全ての悩みが解消されるわけではありません。
なので、その後、同じ認定講師の方から2回、
また別の認定講師の方のカウンセリングも1回受けました。
そんな中で、
「心屋の初級セミナーは、一度受講するだけでカウンセリング3回分の効果がある」
ということを知りました。
当時、心屋には3種類のセミナーがありました。
- 初級セミナー(約3万円 / 1日)
- 上級ワークショップ(約7万円 / 2日間)
- マスターコース(約44万円〜 / 2日間×7ヶ月)※金額は期によって変動あり。
※現在は - 入門講座(7000円 / 2時間)もあります
その中でも「心屋の初級セミナーは、半年以上かけて行うマスターコースのエッセンスを凝縮したもの」
そんな文言にもひかれ、初級セミナーを受講することに決めました。
初級セミナーから上級ワークショップへ
実際に受講してみると、事前に聞いていた文言の通り、
初級セミナーには、カウンセリング3回分の効果がありました。
(あくまで、私の体感でですが、笑)
今も当時の書き込み式の資料を持っていますが、読み返してみたら、
初級セミナーを受けた5年後には、当時の悩みの8割方はなくなっていました。
初級セミナーで「すごい!」となった私は、
すぐに上級ワークショップも受講しに行きました。
上級ワークショップでは、
2日間かけてじっくり自分と向き合います。
そして、ワークショップ内という安心安全な場で
自分の正直な思いを口にする練習ができたことで、
日常生活でも少しずつ素のままの自分でいられるようになり、
その後さらに生きやすくなることができました。
当時、初対面でたまたま一緒のグループになった人たちは、
数年経った今でも仲のいい親友となっています。
心屋マスターコースへ
カウンセリング、初級セミナー、上級ワークショップと、
心屋のカウンセリングや考え方に感動した私は、
- 「自分のことをもっと知りたい!」
- 「自分でも心屋カウンセリングができるようになりたい!」
とマスターコースを受講することにしました。
当時、マスターコースを受講するためには、
心屋の月1回の勉強会「Beトレ」の会員(5568円 / 月)になる必要がありました。
Beトレは、唯一、心屋さん本人の話を直接聞ける場所でもあったので、
私は喜んでBeトレの会員になりました。
- 現在、心屋さんの主催するBeトレは終了しており、過去の映像販売のみとなっています。
それとは別に、2022年から認定講師が主催するBeトレseason2(ライブ参加可)も始まりました。
そして、当時人気殺到で応募者多数だったマスターコースにも無事当選。
受講できることになったのでした。
マスターコースの内容は、
- 前半:自分自身へのセルフカウンセリング
- 後半:人へのカウンセリング
を学び、実践しながら身につけるものとなっています。
マスターコースでは、一緒に受講した同期と心のぶつかり稽古をするような側面もあり、
これまで経験したことないほどに自分自身の喜怒哀楽を感じた期間となりました。
その結果、
- 自分の感情や気持ち、本音に気づきやすくなる
- 自分で自分に寄り添ってあげられるようになる
ということができるようになり、
心が安定したことで、さらに穏やかに日々を過ごせるようになりました。
心屋マスターコースを卒業した、いちBeトレ会員
そうして、私はマスターコースを卒業し、
心屋カウンセラー(心屋リセットカウンセリングマスター)になりました。
- ちなみに、心屋のセミナー(初級セミナー、上級ワークショップ、マスターコース等)を開催するためには、
各セミナーの講師養成講座を受けて、さらに上位の「認定講師」になる必要があります。
とは言っても、当時は副業禁止な会社員のまま。
お金をとってカウンセリングすることはしませんでした。
一度は会社に退職を願い出たこともあったのですが、
別の部署から「カウンセリング技術を社内で活かしてほしい」というオファーがあり、
異動するにとどまりました。
この時の詳しい経緯は、コチラの記事(第2章:心屋での不思議体験「なんか知らんけど、願いが叶う」)に書いています。
その後も、仕事やプライベートの交流で、心屋カウンセリングの技術は度々役に立ち、
- 友人の相談に乗って感謝される
- 会社でも後輩の相談に乗ったら、「初めて本心を出せた」と涙された
など、その効果を実感することがよくありました。
そんな感じで、
私は個人で活躍する心屋カウンセラーというより、
マスターコースを卒業した、いちBeトレ会員として
心屋さんの話を月1回聞きに行く以外、それまでと変わらない生活をしていました。
精神的な面では、心屋に出会う前と比べたら段違いにラクになってました
「引き寄せの法則」との出会い
その後、私は「引き寄せの法則」と出会い、
また一時的に
- 子宮委員長はるさん(後の八木さやさん→さやりんごさん)
- 引き寄せの法則で有名なHappy(Sachi Takekoshi)さん
にハマり、それぞれで知ったことを実生活で試す中で、
これまで学び実践してきた情報や経験が自分の中で有機的につながり、
「みんな言っていることは一緒なんだな」と、
自分なりに体系化して考えることができるようになりました。
その結果、
- ずっと辞めたかった会社を退職
- 退職と入れ替わるように15年ぶりに彼氏ができて1年で結婚
など、さらに人生が自分の望む以上の展開となっていきました。
自分のお金の使い方に疑問を抱き始めた
心屋に出会ってから、ずっと盲信的にその考え方や「あり方」を信じ、
Happyさんや八木さやさん、他のコーチングセミナーと、
たくさんの「学び」を「投資」と思ってお金も時間も注ぎ込んできた私。
そんな自分に、「このままでいいの?」と疑問を抱かせる出来事がありました。
それは、投資家 / 実業家 / ユーチューバー である与沢翼さんの本を読んだことと、
キングコングの西野亮廣さんのオンライン講演会を聞いたことでした。
与沢翼さんの言葉
与沢さんのことは名前を知っているぐらいでしたが、
当時、たまたまYouTubeで流れてきた与沢さんの動画が面白くて、
同時期に発売された書籍も読んでみることに。
この本の中のいくつかの言葉が、自分の中で引っかかりました。
- 痛みを伴ったとしても、過去の意思決定を否定すべきときがある
- 世の中の宣伝広告は99%が「ハニートラップ」
- 人脈はお金を奪っていく「負債」となる
などなど。
自分がうっすら感じていたことを言語化された気分でした。
西野亮廣さんの言葉
また、与沢さんの本を読んだのと同時期に、西野さんのオンラインサロンで、
サロンメンバー向けに、オンライン講演会が行われたことがありました。
(当時、私は3年くらいずっと西野さんのオンラインサロンの会員でした。)
その講演会の中で、「オンラインサロンに入った会員の離脱率を下げる方法」の話がありました。
その方法とは、オンライサロン会員同士を仲良くさせる(会う機会、親しくなる機会を作る)というもの。
サロンのイベント等で、会員のAさんBさんCさんが仲良くなったする。
すると、Aさんが西野さんに飽きても、BさんCさんがアンカー(錨)となって、Aさんがサロンに残り続ける。
そのうちに、またAさんが西野さんへの興味を取り戻して、サロン会員であり続ける可能性が上がる
(ただし、サロンオーナーは、会員に飽きられないための努力が必要)
この話を聞いて、「これって自分のことかもしれない…」そう思ったのでした。
2人の言葉に、自分が重なった
与沢さん・西野さんの話を聞いて、私は、
「私がBeトレ会員を続けていたのは、心屋で出会った友人たちがアンカーになっていたからだ…」
と気づきました。
Beトレに通い続けて数年。
この頃の私は、もう心屋さんの話を聞きに行くというより、そこで友人に会うことが目的になっていたんですね。
そして、たどり着いた答えが、
「Beトレを辞めたら、Beトレで会っていた人たちとは疎遠になるかもしれないけれど、
有料会員であり続けないと仲良くできないという関係は、もう手放していいかもしれない。」
「Beトレ以外の場で、「会いたい」と思う / 思ってくれる人を大事にしよう」
「Beトレにかけていたお金を、もっと自分の好きなこと、自分の大事な人に使おう」
でした。
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