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協会ビジネスは胡散臭い?怪しい?実際に足を踏み入れて感じたこと

私は自分の悩みを解決するために、

自己啓発、心理学、スピリチュアル、

コーチングの世界にのめり込み、

数百万円を使ってきた経験があります。

この記事では、そんな中で出会った

協会ビジネス」と「認定講師制度」、

そこに足を踏み入れて感じたことについて

お話しします。

目次

協会の認定講師になった理由

まずは、

私がなぜ協会ビジネスに足を踏み入れたのか、

その理由についてお話しします。

それは、

私が会社を辞めて休養生活を経たあと、

心理カウンセラーとして起業することを

考えていた時のこと。

友人からの勧めで、

コーチングを生業とする講師の

体験セミナーに行ったことがきっかけでした。

そこで行われた

自己分析やコーチングがとても面白く、

テンションが上がっていたところ、

講師(理事長)から

人の役に立つこのセミナーを広げるために

協会を立ち上げた。

セミナーを開催する認定講師を募集している。

あなたは向いているから、

ぜひ認定講師をやってほしい

と言われたのでした。

心理カウンセラーとして起業するつもりだった私ですが、

以下の理由からこの協会の認定講師になることを決意します。

  • 体験したセミナーが面白かった
  • カウンセリングの仕事だけでは不安
  • セミナーだと複数人を相手に開催するので稼げそう
  • 内容が出来上がっているセミナー(自分も体験済み)だから開催しやすそう
  • 協会からの紹介もあるので集客もラクそう
  • 認定講師になるための費用も早く回収できそう
  • 「あなたは認定講師に向いている」と言われ嬉しかった

・・・今思い返すと、「ラクに楽しく早く稼ぎたい」という自分の下心に恥ずかしくなります^^;

あとは、起業への不安や自信のなさを

解消できると思ったんだろうなぁ。

かくして、私はなけなしの起業資金

(数十万円)のほとんどを、

この協会の認定講師になる費用に使ったのでした。

協会の認定講師になる過程で感じたこと

約半年にかけて行われた、認定講師養成講座自体はとても楽しかったです。

一緒に勉強する同期も10人ほどいて、気の合う友人もできました。

すべての講座を受講し終わり、試験も合格して、無事に認定講師になれた時には嬉しかったです。

一方で、協会の理事長はじめ、

運営サイドの人と接する時間が増えたことで、

体験セミナーの時には分からなかったことにも気がつきました。

「運営サイドの人たちいつも忙しそう」

(私はそうなりたくないなぁ)

「理事長の酒グセちょっと悪いなぁ」

(飲み会の時はちょっと距離を置こう…)

などなど。

そんな「んー」と思う部分があったものの、

あまり気にしないようにしていました。

支払った金額が大きかったが故に、違和感に見て見ぬフリをしていたのだと思います。

協会の認定講師を辞めた理由

協会の認定講師になってからわずか半年後、

私は認定講師を辞めました。

それは以下の理由からでした。

  • セミナーの内容と値段の変更
  • うまくいかない現実
  • セミナーの売り上げ < 毎月の勉強会代
  • 認定講師から取りすぎじゃ?と思ったこと
  • 協会に魅力を感じなくなった

以下、詳しく書いていきますね。

セミナーの内容と値段の変更

私自身が受講者だった時には

1日で終わっていたセミナーが、

内容量が増えて2日間となり、

値段も大幅アップ。

「自分が受講者だったら、

この値段で受講したいと思えるかな?」

考えた時に、

値段が高すぎて躊躇してしまうなと。

「内容はいいものだとしても、

受講者の負担になりすぎるのはなぁ。。。」と、

自分でも心からオススメしたいと

思えなくなったのでした。

このような内容変更は、

立ち上がったばかりの協会ではあるあるなのかなぁ。

うまくいかない現実(協会のネームバリューという幻想)

理事長が事前に見せてくれたシミュレーションでは、

認定講師になるための費用は、

認定講師になってセミナーを開催したら

3ヶ月で回収できる

という風に書かれていました。

しかし、所詮は絵にかいたモチ。

実際はそんなにうまくいきませんでした。

事前に考えたら分かることではありますが、

立ち上げたばかりの協会を

知っている人なんてほとんどいません。

なので、

いくら自分が「〇〇協会の認定講師です!」と言ったところで、

集客にはつながらない。

結局は自分で集客するしかありません。

そもそも、

心理カウンセラーとしても駆け出しだった私に、

そんな集客力があるわけがありません。

セミナーの告知をしても

全く人が集まらない状態が続きました。

一方で、理事長が開催するセミナーには

人が集まっていました。

そりゃそうだ。

理事長には長年培ってきた実績も集客力もある。

さらに、

同じ内容のセミナーを受講するなら、

イチ認定講師よりも

セミナーを作った理事長本人から受ける方が

よりその真髄に触れられるというもの。

自分が受講生側だったとしても

迷わず理事長の開催するセミナーに

参加しています。

・・・ということは、

「そもそもの受講希望者がもっと多くならないと、

理事長がセミナーを開催し続ける限り、

認定講師に人が流れないのでは??」

と気づいたのでした。

セミナーの売り上げ < 毎月の勉強会代

売り上げゼロだけならまだしも、

私が協会に所属していた時は

協会主催の勉強会代で毎月赤字がかさんでいました

私が所属した協会では、

認定講師を続けるためには

毎月の勉強会代を支払う必要がありました。

協会が使用している自己分析の手法は奥が深く、

約半年の認定講師養成講座では内容をカバーしきれず、

継続して学ぶ必要があったのです。

勉強会の会場は都内だったので、

隣県に住む私には交通費もかかってきます。

勉強会はオンライン参加もOKということで、

オンライン参加をしたこともあります。

ですが、

理事長から「僕はもっと遠くから通っているのに」と言われ、

次からオンライン参加しにくい状態に。。。

(いや、理事長と私じゃそもそもの懐事情が違うんですけど!?)

それでも、

協会が使う自己分析の手法について、

自分が「もっと勉強したい!」と思えてたら、

続けていたのかもしれません。

ですが、

それにも段々と興味が薄れてしまい、

しまいには勉強会に参加せず、セミナーも開催せず、

会費だけを払い続けている状態になっていました。。。

認定講師から取りすぎじゃ?と思ったこと

ある時、協会をもっと盛り上げたいと考えた理事長から

「協会内サークルを作ろう」と提案がありました。

各サークルの部長は、

認定講師に自主的にやってもらいたいとのこと。

ボランティアで。

月イチの勉強会すら億劫だった私。

ビジネスに直結しないサークルに

時間とお金を割くことに、

私はかなり渋っていました。

ですが、その場の話し合いが

収集つかなくなりそうだったので、

1つの部長をやることで了承しました。

(結局、活動する間もなく協会辞めましたけどね。)

そして、また別のある時、

認定講師たちが集客できない現状を見かねて、

理事長から認定講師に向けて

ビジネスコンサルブランディング

オファーがありました。

有料で。二桁万円でした。

ここまででも、認定講師は協会に

  • 認定講師養成講座の費用
  • 毎月の勉強代
  • セミナーのロイヤリティ(セミナー代のうち3分の1は協会の取り分)

を納めています。

それなのにまだ費用がかかると。

その話を聞いた頃には、

「ただ働きも嫌だし、もう払える気力もないよ…(涙)」

といった心境でした。

協会に魅力を感じなくなった

誤解のないように言っておくと

「人を幸せにするため」と働いている理事長は、

決して悪い人ではありません。

協会で掲げているビジョンも素敵なものです。

ですが、

協会は、理事長というトップがいる組織。

理事長の思いつきに振り回されたり、

納得いかないルールがあっても、

自分がそこに所属する限り従わないといけないのです。

「結局は、協会も会社と似たようなものなんだ

「会社は求められた仕事をする代わり、

お給料をもらえたり、研修費も出たりするけれど、

協会は『コンテンツを使わせてもらう』のと引き換えに、

お金を納め、無料奉仕をし、さらには研修費も自腹。

これって割りに合わないのでは…?

そう思えてきてしまい、協会に魅力を感じなくなっていきました。

さらに、飲み会で酔うと女性店員に絡む

笑えない自虐を連発してこっちは反応に困るなど、

段々と悪いところに目がいくようになっていました。

「完全な人間はいない」から至らない点があるのも分かるけれど、

私自身にはもう「理事長から学びたい」と思う気もちがなくなっていました。

友人に紹介できないと気づいた

協会サイドは、私たちの後にも認定講師を募集していて、

すでに認定講師になった私たちにも「友人を紹介してほしい」と言っていました。

でも、私自身が

  • 協会のコンテンツを自信を持って勧められない。
  • 自分もうまくいってない上に、協会を盛り上げるために時間を割かれる、事前にかかる費用も安くはない。
  • さらに、理事長に対しても魅力を感じなくなっている。

という状態なのに、友人に紹介することなんてできません。

私はここでようやく、

「友人にも勧められないような協会に、なぜ私は所属しているんだ??」

となったわけです。

そして私は、協会を辞めることに決めました。

協会ビジネスの要は、〇〇〇ビジネス

最近気づいたこととして、協会ビジネスはファンビジネス、ということがあります。

なぜなら、多くの認定講師希望者は、協会の理事長やコンテンツに惚れ込んで入会するから。

つまり、認定講師は、協会の理事長や協会が持つコンテンツのファンと言いかえることができます。

そして、その要となるのが、一緒に長い時間をともに過ごす、認定講師養成講座の同期という横同士のつながり

最初は、協会の理事長やコンテンツに魅力に感じて集まった認定講師たち。

そこに、一緒に勉強する同期という横のつながり、価値観を共にする仲間を作っておく。

そうすることで、後々、理事長やコンテンツに魅力を感じなくなって「辞めたい」と思った時にも、

「同期がいるから」という協会に残る(協会を辞めにくい)理由ができるんですね。

同期を理由に残っているうちに、また理事長やコンテンツへの興味を取り戻す可能性もある。

そうやって、協会からの離脱率を下げようとしているのだと。

新規の認定講師が増えても、既存の認定講師が辞めていったら、協会は大きくなれないからです。

事実、私が協会を辞めるのに半年以上かかった原因の一つに、一緒に勉強していた同期の存在があります。

理事長と合わなくなっても、同期には仲のいい人・会いたい友人がいる。

それが、辞める判断を鈍らせていたのでした。

協会ビジネスに参加する前に

ここまで、私の体験談を書いてきましたが、協会ビジネスそのもを否定するつもりはありません。

いいコンテンツがあって、それを広めたいと思うことは自然なことですし、それで救われる人もきっといるはずです。

ただ、協会ビジネスに合う人・合わない人がいるとは思うので、私が思う基準を書いていきたいと思います。

協会ビジネスが合う人

  • 協会に「ぜひ人に勧めたい!」と思えるコンテンツがある
  • 協会の理事長を尊敬できる
  • 志を共にする仲間が欲しい
  • 協会ビジネスをビジネスとして割り切れる
  • 認定講師業が軌道に乗るまでの時間・費用的負担に耐えられる

このような方に、協会ビジネスに参加することや認定講師になることは、きっとチカラになるはずです。

協会ビジネスが合わない人

  • 少しでも納得いかないことがあるのは嫌
  • 協会のコンテンツ、理事長、方法に違和感を感じている
  • 初期費用はできるだけ抑えたい

このような方は、協会ビジネスに参加する前に「本当は自分はどうしたい?」とじっくり考えてみることをお勧めします。

私みたく「試してみないと分からない!」と試してみるのも手ですけどね^^;

(私の場合、結構痛い勉強代になりましたが T▽T)

以上、私が協会ビジネスに参加してみた体験談と感想でした。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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この記事を書いた人

ブロガー/心理カウンセラー。
それだけだとまだ不安定なのでバイトと兼業。
元は技術系の会社員。
仕事で病んだことがきっかけで、
自己啓発・心理学・スピリチュアルの
本やセミナーに数百万円溶かした経験あり。
最終的に某民間カウンセリングで回復し、
自身もそのカウンセリングを学びました。

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